こんな風に関係詞を教わってたら大変
おはようございます!
いきなりですが下の文みてください!
I have a friend ←(who lived in NewYork)
こーゆう、板書をする英語の先生いませんでした? friendにかかってるみたいな
whichとかwhoとか
俗に言う関係詞という所の説明をする時です。
関係詞
たぶん先生は、日本語訳は()が先にくるので
”(NYに住んでいる)友達”
と分かりやすく説明しようと思って
矢印を←って書いたんだと思います。
けれどね、これをしちゃうと
読み返さないと意味が取れません。
英語は左から右に読む言語ですよね?
→
じゃないと聞き取れませんし
今日のテーマは『関係詞』
(関係代名詞、関係副詞)です。
これを読めば、
関係詞で、意味を見失ったりすることは格段に減るし、
英語を英語のままで理解出来るようになり、
読むスピードがぐんと上がり、
スピーキングやライティングの時も
自然に関係詞が使えるようになります!
なので、
今日もしっかり読んでもらえたらと思います。
では、始めますね!
『関係詞』(関係代名詞)と聞くと、
僕はいつも高校3年の時に習っていた英語の先生を思い出します。
40歳くらいの男性の先生で、
ヘラヘラにっこにっこしてて
僕はあんま好きじゃなかったんですけど笑
その先生の英語の授業で
センターのリスニング問題を解いたんですよ。
んで、たまたま、そのリスニング問題で関係代名詞が出てきたんです。
その先生は問題のスクリプトを配布して、解説を始めました。
先生:「これは主格の関係代名詞で先行詞を修飾しているから…」
みたいな説明で
僕は「ふ~ん。」と思って聞いていたんですが、
その先生はそのたくましい腕を振り上げて、
さっきのこんな感じの板書をしました。↓↓
I have a friend ←(who lived in NewYork)
たぶん先生は、日本語訳は () が先にくるので
(NYに住んでいる )友達
と分かりやすく説明しようと思って
矢印を←って書いたんだと思います。
で、、、
僕はこれを見て、とても疑問に思ったんですよ。
「これだと、
読み返さないと意味が取れないじゃないか。」と。
リーディングだったら何の疑問も感じなかったと思います。
でも、その時はリスニング問題だったので、
「音声は、戻れないのに一体どうやって意味を取ればいいんだ!」と…。
小心者だった僕は、
その先生に質問する勇気もなく、
「英語って、難しいな~」とあきらめていました。
では、どうすれば読み返さずに理解することが出来るのか?
これは『補う』という感覚で一発解決です。
実は、
関係詞も、この『補う』という感覚がぴったり当てはまります。
メインの情報があって
後ろから補足情報が来るってやつです!
以下の文を見てみてください。
どこが『メイン』と < 補足情報 > か分かりますか?
I have a friend who lives in NY.
(私にはNYに住んでいる友達がいる)
見つかりましたか?
そうです!
正解はここです!
『メイン』 < 補足情報 >
『a friend 』< who lives in NY >
『 友達 』 < NYに住んでいる >
このように
『メイン』の friend が来て、、
その後に
<補足情報> が来る!という感覚で捉えると、
読み返さずに理解できます。
ちなみに、日本語でも
僕らは同じようなことをやっています。
新聞や雑誌でこういうの見ますよね?
↓↓↓
男性(20代、会社員)
女性(主婦、東京都)
( )に直前の名詞の詳細情報が書いてありますよね?
英語の関係詞と、
この日本語の ( ) は、非常によく似た感覚です。
a friend (who lives in NY)
友人 ( NY在中 )
なので、同じような感覚で捉えてもらえればな~と思います!
ちなみに関係詞(関係代名詞)と呼ばれる who は、
「今から直前の名詞 ( 先行詞 ) の詳細を説明しますよ!」
っていう合図です。
『a friend 』と言って、
そして、whoと言いながら、
「今から直前の『a friend』の詳細を言いますよ~!」と合図を出しています。
これがネイティブが感じている関係詞の感覚です。
伝わっているでしょうか?
僕が、英語が苦手だった頃は、
頭の中ですぐ和訳する癖がついていたので
英文をよく読み返していました。
今の例文だと、まさに
【a friend】 < who lives in NY >を
< who lives in NY > ⇒【a friend】と読み返して、
< NYに住んでいる >【友人】
と頭の中で和訳して理解しようとしていました。
簡単な英語だったらいいですが、
複雑なものだと和訳しようとすると、かなり混乱します。
例えば、ちょっとこれを読んでみて下さい。
London is the city that I’ve visited which I like very much.
『the city that I’ve visited which I like very much.』
の部分が “2つの ” 関係代名詞で長くなっています。
なので、< 補足情報 > が2つあります。
『メイン』と<補足情報1>,<補足情報2 >,
が見つかったでしょうか?
では正解は、
『メイン』と<補足情報1>,<補足情報2 >,
『the city 』< that I’ve visited > < which I like very much >
『 町 』 <そこを訪れたことがある > < そこがとても大好き >
なので文全体としては、
Londan is~
ロンドンは…
『the city 』町だ
that…(どんな町かっていうと、)
I’ve visited 訪れたことがあって、
which …… (その町のことをね、)
I like very much 私はとても大好きなんです!
みたいな感覚で話されています。
たぶん、これを綺麗な日本語に訳そうとすると、
めちゃくちゃ混乱すると思います。
試しになるべく自然な日本語に訳してみて下さい。
「ロンドンは、私が大好きでt、訪れたことがあって、、、、????ん???」
と、混乱しませんか?(^^;
僕は混乱します!笑
このように、
和訳をする癖がついているとすぐに限界がきます。
英語が苦手な人は、
すぐ和訳しようとしてしまう傾向があります。(昔の僕のように)
英語上達の秘訣は、
いつも言っていますが、
ネイティブと同じような感覚で
なるべく、そのままの語順で
英語を英語のままで理解することです。
すると、意外とシンプルに捉えられます。
これに慣れてくると、
英語を読むスピードがぐんと上がるのはもちろん、
スピーキングや作文などのアウトプット時も
自然に関係詞が使えるようになりますよ!